ワーママ座談会「仕事と育児の両立」

アルバイトタイムスで働く人・環境を知ってもらうべく、先日開催した座談会の様子をご紹介します!

 

日本で働く女性の数は増加し、M字カーブの是正・共働き世帯の増加が進んでいます。「結婚しても、出産しても、子育てと仕事を両立していくこと」は今後よりスタンダードになりそうですね。

でも、「両立ってイメージがわかない…」学生さんも多くいらっしゃるかと思います。この座談会を通して、「将来のキャリアイメージ」をつくるきっかけにしていただけたら嬉しいです。

また、「実現したいキャリア」はどんな環境でなら実現できるのかもあわせて考えていただけると良いかと思います!

 

ワーママ自己紹介

 

 

しつもん.1「みなさんが ”働き続ける理由” はなんですか?」

■ 岩本

もう30年位前になりますが、当時の事を思い出しながらお話しますね。

私の時は、産後も「あまり休みすぎると自分の居場所がなくなるのでは…」という不安もあり(当時は育休を何年もとることは一般的ではありませんでした。今は違いますよ!)、産後2か月で復職しました。

私が仕事を続けている理由は、「社会とのつながり」を持ちながら「自分が成長できたら」素敵だなと思っていたからです。(綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが…)

私が新卒でアルバイトタイムスに出会ったとき、創業者が「会社は自己実現のステージだ」と言っていたのがとても印象的で。本当にその通りで、家庭とは異なる「別の自分」になれるステージを持てるって、とても素敵なことだと思います。

復帰してからも、当時紙の雑誌だった「JOB」の編集長という責任のある立場を任せていただいたり、家庭以外にもやりがいを持って自己実現できる場所をいただけたのは、ありがたいことだなと思っています。

 

■ 廣濱

私は「収入を安定させる」という現実的なことも理由の一つですね。

夫が個人事業主で飲食店を経営しているため、私が正社員として働くことで世帯での収入を安定させたい気持ちが当時特にありました。

あとは、やっぱり自分で自由に使えるお金があるのっていいです。夫にばかり大きな顏をさせない!(することはないですがw)と思って、自分も子どもに好きなものを買ってあげたり、夫婦で同等の立場でいることが精神的にも良いです!

 

■藤井

私も「収入」と「成長」の点でなんとか頑張っています。

夫婦のどちらかに何かあった時のリスク・老後のリスク備える意味もそうだし、私はとにかく我慢するのが苦手で「欲しいものは買いたい」人なので、我慢しなくてもいいように収入を得続けたいというのはあります!

あとは、これも我慢が苦手につながりますが「やりたい!」と思うことがあればやってみずにはいられない部分もあります。とはいえ、新しいことにチャレンジするにはそれなりの経験スキルが求められることが多いので、将来色々な選択肢を持てるように、成長し続けていたいという気持ちがあります。

しつもん2.「産前産後で、働き方はどう変わりましたか?」

■ 岩本

こどもが小さい時はとにかく手がかかりました。保育園入れたとたんに入院したり…。

でも、私が恵まれていたな、と思うのは、夫のお母さんがこどもをみてくれたという点ですね。正直、「甘えていいのかな?」という気持ちもありましたが、思い切って甘えることにしました!そのおかげで仕事もスムーズに復帰できたし、お義母さんとの関係・息子とばあばとの関係もとても良いものになりました。

また、こどもが大きくなると帰り時間を気にする必要も小さくなり、やりたいだけ働くように。息子にも、「受験の時にお母さんそばにいなくてよかったよ~自分でやりたいようにやれたし」と言ってもらえて、「確かにずっと息子といたら色々と口出してしまっていたかも…」なんて思っています。

 

■廣濱

私は20代で3人のこどもを持ち、特に上2人は年子でとにかく大変だった記憶があります…。

当時はアルバイトタイムスとは別の会社で働いていました。出産前は全国出張や遅い時間まで残業するような働き方でしたが、年子を育てながらの仕事は無理だと思い一度専業主婦になりました。

こどもって、保育園に入るとよく風邪をひいたりして突然仕事を休まなきゃいけなくなることがあるんですが、年子だと変わりばんこに風邪をひき、職場に迷惑をかけてしまっていることが当時は辛かったです。

こどもが大きくなってからはフルタイムで働きはじめましたが、やっぱり遅くまでの残業は今もできないです。でも、営業職の良いところって、自分のスケジュールを自分でたてて調整できる点だと思うんです。そのあたりは、今の仕事と、今の育児はとても両立しやく感じています。

 

■藤井

保育園に行き始めたばかりだと、最初はずっと風邪ひいてますよね…;0;私は今年2月に復帰しましたが、最近仕事を休みすぎてクビになる悪夢をみました…。同僚の皆さんや上司は「全然大丈夫だよ~」と優しくフォローしてくださいますが、やっぱり「自分がやります!」といった仕事を途中でパスしてしまうのは申し訳ないし、苦しいです。

でも、こどもが小さいのは一瞬だといいますし、会社や周囲の方に甘えさせてもらいながら、できる時に成果で恩返ししたいきたいと思っています!

しつもん3.「子育て中の1日のスケジュール」

■廣濱

もうこどもたちも大きくなったので、自分のことは自分でやれるようになり、だいぶ楽になりました。

夫がBAR経営で私と働く時間が真逆なので、分担して家事をしています。

朝ごはんは私が準備して、中学生の子たちと一緒に家を出て、わたしは新幹線で会社にきています。(毎月10万円交通費がかかっていますが、全額会社負担なので助かっています!)

晩ごはんは夫が作ってくれて、みんな食べ終わったころに私が帰宅し、こどもたちの今日あったことを聞きながら食事をしている感じです。この時間くらいしか平日はこどもと触れ合う時間がないので、全員としっかり話すことを意識しています。

 

■藤井

やっぱり夫婦で協力しないと両立は難しいですよね。私も夫婦で働く時間をずらしてなんとか協力しております。

夫がフレックスで早朝から働いてくれて、私は通常の時間で働くことで「朝の育児は私」「夕方の育児は夫」と分担しています。

また、私がフルリモート勤務をさせてもらえているので、なんとかなっている所もあります。出産前は東京で働いておりましたが、出産を機に静岡県磐田市にきて、「復帰する時はどうなるのか…」と心配な思いもありましたが、会社の配慮でこの働き方の実現ができました。

わたしの通勤時間がゼロなこと、夫の勤め先の近くに住まいを構えたことで夫婦で家事育児ができる時間を確保できたのも、両立にはとても重要でした…!

しつもん4.「仕事と子育ての両立において必要なこと」

 

■岩本

「人を頼る、人に甘える」ということですかね。自分ひとりで頑張るには限界があります。甘えさせてもらうのも大事な能力だと思います。あとは、就活生の皆さんには「本当にその職場が働きやすい環境なのか」を確認してほしいです。そして、「自分が仕事を楽しむ」という気持ちを持ってほしいです。人生の中で多くの時間を費やす仕事を楽しむことができれば、両立も楽しめるのではないでしょうか。

■廣濱

とにもかくにも、「周囲の協力と職場の理解」だと思います。私は近所の方にもこどものお迎えに行ってもらったり、少し預かってもらってりしてました。職場環境にも恵まれていて、突然の休みも「いいよ~」と言ってもらえるので気持ち的にも余裕が持てます。

■藤井

わたしも岩本さん、廣濱さんのおっしゃる通り「人を頼る」「周囲の理解」だと思います。そして、そのためには「自己開示」がマストだと考えていて、いまの自分の状況(仕事の進捗も、家庭の状況も)を周囲のみなさんと共有しておくことで、ヘルプが出しやすく、そして周囲の方もヘルプに応えやすくなるかと思います。

しつもん5.「理想の両立バランスは?」

■岩本

私の理想は10:10!両方100%でいたい気持ちはあります。また、時間と心の配分も異なると思っていて、こどもが小さいころは心のウェイトは子育ての方がかなり大きかったですね。今はこどもも自立したので、仕事100%!でありつつも、土日はサーフィンをしたりたまにこどもと連絡とったり。何かひとつだけに取り組むいうよりは、常にいくつもの楽しいことに取り組んで、それぞれ100%でいたいという気持ちがあります。

■廣濱

私はこどもも大きくなってきたので、仕事6:育児4くらいでしょうか。休日はこどもの野球ばかり。仕事は収入の目的もありますが、やっぱり楽しいなって思っているんです。まだまだやりたいこともあるし、周囲の方から期待されていることもあって。もっと成果だしたい!という気持ちが今は強いですね。

■藤井

私も理想は10:10ですが、現実は24時間しかないので、どちらも100%はできていないな~と感じてます。なので、実際は5:5かな~。両方とも同じくらい大切にしたいと思っていて、両立するためにいろんな皆さんと協力したり時間の使い方を考えたりしております!

しつもん6.番外編「それぞれの職種のやりがいは」

■岩本(商品企画管理職)

やっぱり、自分が作ったものが世の中に出るのは嬉しいですよね。レスポンスが実感できること。市場に受け入れられなかった時は落ちこみますが…。

企画って、キラキラしたイメージもあって華やかな印象を持たれることも多いですが、実際は結構大変な思いをして作っています…。苦しんだのに成果が出ないなんてこともよくあります。

だけど、ヒットしたときの果実は企画者だけが得られるもの、他の人には経験できないこと。

試行錯誤し強い思い入れのある企画で、大盛況のイベントを実現した時は心から良かったな~~~~!と思いました。

 

■廣濱(IT教育をご提案する営業職)

正直学生の頃は営業は「ノルマがきつそう…冷たくあしらわれそう…」というイメージがありました。ですが、実際やってみると営業の仕事は物売りではなく、課題解決だと実感しました。そして、人の役に立つ仕事をし、結果的に数字がついてくる、という風に考えるようになってからはもっと仕事が面白くなりました。

売上は度外視でお客さんのお困りごとをどうにかうちで解決したいという気持ちで色々と企画提案しています。それが感謝されて、大きな売上につながることが多々あります。ホスピタリティが大切な仕事だなと思っています。大変な分、大きなやりがいがある仕事です。

そして営業は最強スキルだと言われています。コミュニケーションスキル・課題解決スキルなど身につくので、新卒で営業職を経験すると、どんな仕事にも活かせるのではないでしょうか。絶対にいい経験になるはずです!

 

■藤井(新卒採用業務)

私は自分が考えた企画に沢山の学生がきてくれたり、そこで学生さん自身の気づきを持っていただけたりすることが日々の嬉しい瞬間でしょうか。

あとは、インターンシップや説明会からずーっと一緒に走ってきた学生さんに内定だしできる瞬間と、承諾してもらう瞬間は泣いちゃうほど気持ちが高まりますね。その学生さんの人生が変わる瞬間に立ち会えること、相思相愛になれたことはやっぱりとっても嬉しいです。

 

まとめ

今回は、職種も年齢も異なる3人のワーママで話をしながら「仕事と育児の両立」について考えてみました。

私(藤井)も育休から復帰して半年、「両立はやっぱり難しいな~」と思うことが多々ありますが、周囲の皆さんにも協力により自分らしく働き続けることができています。

みなさんも、「将来のキャリアイメージ」をもち、実現できるような環境を探してみてくださいね。

 

 

アルバイトタイムスで働く人・働き方・仕事内容、そして就活の軸を決めるための要素がひとつでも感じてもらえたら嬉しいです。

 

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最後までにお読みいただきありがとうございました!

 

アルバイトタイムス

人事総務部 藤井