社員インタビュー 與三 和代

Profile

名古屋営業部 部長/BizMo出向
與三 和代 Yosa Kazuyo 1996年新卒入社 → 2000年中途入社 デザイン学部 生活デザイン学科

静岡県浜松市出身。新卒で入社後、2年後に結婚・出産により退職、その2年後、アルバイトとして復帰した後、正社員として再入社。
父親の転勤で浜松→盛岡→仙台→水戸→千葉→浜松、その後大学で名古屋。と転居を繰り返していたため、新しい土地、組織で働くことに抵抗がない。むしろ転勤は楽しみ。アルバイトタイムス入社後も、浜松→静岡→浜松→静岡→沼津→名古屋と約2年おきに転勤をしているが名古屋は7年目。

自称人見知りだが、相性の良い人はすぐわかる。苦手な人のことも結構好きになれる。この強みは様々な土地でいろいろな価値観の人と出会って培われたもの。
現在はシングルマザー。22歳で出産した娘は大学4年で就活真っ最中。

どんな仕事をしていますか?

昨年6月に名古屋の営業部門が、折込チラシ「ビズ」の発行元である三光アドと合弁会社(広告代理店)を設立しました。それが株式会社BizMoです。私はアルバイトタイムス出向組が所属しているBizMo2部で部長職に就いています。

昨年は合弁設立準備~設立後の実務調整であわただしい1年でした。まったく違う文化を持った2社で設立した会社なので、社内の業務フローやルール、営業手法まで全然違う。3ヶ月位は戸惑うことばかりでした(笑)。

とは言っても、実務面は基本的に課長や課長代理に任せていますので、私はメンバーが迷わないように方向性を決めること、決めた方向にどうやって向かっていくかを決めることが自分のミッションだと思っています。それとメンバー全員が心身ともに健康で働ける環境を作ることも重要なミッションです。

最近は、営業同行が楽しみ。お客様からメンバーにお褒めの言葉を頂けると、抱きしめたくなります(笑)。

入社したきっかけは?

大学でデザインを学んでいるうちに、広告デザインの面白さにハマり、広告関係の会社を探していました。名古屋で1社内定を頂いたのですが、事情があって地元の浜松に戻ることになり、就活を再開。地元で1社めに受けたのがアルバイトタイムスでした。

広告を作る仕事がしたかったので、制作部門を希望したのですが、面接担当の方に「デザインの元はお客様へのヒアリングから生まれるんだから、営業をやってみたら」と言われ、騙されたような気がしながらも(笑)、そのまま営業職で入社しました。

営業は大変でしたが、面接で言って頂いたように、広告のような無形商材の営業は”営業がお客様からヒアリングした内容を元に中身を作っていく”仕事なので、「こういう関わり方も面白い!」と新たな発見につながりました。今はとても感謝しています。

「一番印象に残っているエピソードは?」または「アルバイトタイムスの魅力は?」

一昨年までグループ会社(名古屋adM 2019年12月にアルバイトタイムスに吸収合併)で3年間部長職に就いていました。

着任当初は赤字の会社でした。売上~コストまでほぼすべての裁量・権限を与えられた私は、いきなり大きな借金を背負ったような気持ちになり、毎日何かに追われている気分でした。社員と大声でケンカしたり、泣いたり、醜態をさらしていましたね。

アルバイトタイムスに吸収合併することが決まった頃、社長から「ここを黒字にして、今いる社員全員が胸を張ってアルバイトタイムスに転籍できるようにしよう」と言われたことで大きな目標ができ、着任後1年半で、社員全員の力で会社を黒字にすることができました。

特に印象に残っているのは「ケチケチ大作戦」と称したコスト削減。窮屈な思いをさせたと思いますが、みんな面白がって取り組んでくれていました。この頃は毎日が楽しくて、大声で笑ってばかりいたので、笑いじわができました(笑)。

休日の過ごし方や趣味を教えてください。

現在は単身赴任中なので、休日はほとんど実家に帰省しています。

娘が大学でバレーボールをやっているので、試合があるたびに母と妹夫婦と観戦に出かけています。娘の試合観戦が一番の趣味ですかね。かなり熱くなります。
春と秋は大学のリーグ戦があり、ほぼ毎週どこかの体育館に出かけています。

夏は試合が少ないので退屈なのですが、数年前から父親の影響で高校野球観戦にハマりました。父が甲子園常連校の野球部出身なので、その高校と地元の高校を勝手に応援しています。甲子園球場にはまだ行っていませんが、いつかデビューしたいですね。昨年から地区大会まで観戦しに行くようになってしまいました。

学生さん達が真剣にスポーツに向き合う姿を見て「明日も仕事頑張ろう!」と気合を入れなおしています。

今後の目標は?(挑戦したいことや実現したいことなど)

2つあります。
1つ目は、女性が長く安心して働ける会社を作ること。実はこれってすごく難しいと思います。制度だけでは補えないことも多い。

女性は結婚や出産によって置かれる環境や生活の優先順位が変わる。能力やスキルがあっても、なかなか活かせないこともあると思います。環境の変化が多い20代後半~40代女性の活躍を推進することが会社を成長させる1つのポイントになるかなと思います。

このことを真剣に考えるようになったのは、2年前に当社に入社してくれたスーパー主婦さんに出会ったから。短時間で最大のパフォーマンスを発揮しようと仕事に取り組む姿に圧倒されました。近い将来必ず実現させます。

2つ目は、親孝行。特に母親は、私が生まれた日から、妹2人と私の娘、合計4人の子育てを今日までずっとしてくれています。とにかくゆっくりさせてあげたいと思っています。

就活生へのメッセージ

行きたい会社、やりたい仕事にこだわるのもいいけど、あまり絞りこみすぎない方がいいと思います。

今、求人広告はWebが主流。でも紙も大事。当社が両方大事にする、その理由に似ています。
Webでの就職活動は、やりたい仕事、勤務地、給与など先に条件を絞って情報にたどり着く。でも情報誌はそうはいかない。1ページ1ページめくって、数ある求人情報の中から、自分の条件に近いものを選ぶ。条件に100%一致しなくても、「いいかも!」と思える偶然の出会いがある。

素敵な出会いはどこにあるかわからないので、とにかくたくさんの会社や仕事を見て欲しいなと思います。
それと1つだけお教えできるとしたら、社員さんの挨拶が元気で丁寧な会社は絶対に素敵な会社です。
仕事で様々な企業を訪問しますが、これはいつも意識して見ています。